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新生「全日本グラススキー連盟」発足

新生「全日本グラススキー連盟」発足
ネーションズカップ世界一の競技連盟

目指すはFIS世界選手権「表彰台独占」

グラススキーは
アルペンスキーに通じる質の高いオフトレツール

2018年6月に「一般社団法人 全日本グラススキー連盟」として生まれ変わって2シーズン目ですが、グラススキーの歴史は長く、世界の競技が始まってから約40年になります。

そのグラススキーの楽しみ方や、取り組み方は人それぞれではありますが、今や日本人選手たちの世界での活躍は目覚ましく、またグラススキーをオフトレツールとする選手たちのアルペンスキーでの成功や、アルペンスキーの各種取り組みも含めたオールシーズンスポーツとして成功している事例を前面に打ち出して、世界に公表することに尽力し、新規連盟会員の獲得を図ることを目的とした活動を目指しています。

JGSFの主な事業

①世界での大活躍「ネーションズカップ世界一」
2018シーズンは、前田知沙樹選手のFIS Jr世界選手権での4冠獲得や、日本選手たちによるメダル獲得数におけるネーションズカップ世界一となる等、日本代表選手の世界での活躍が、私たちの活動を勇気づけてくれました。
 また、前田知沙樹選手、田村みのり選手、前田茉里乃選手たちは引き続きアルペンスキーのJr世界選手権で日本代表選手となって、まさに「二刀流」の大活躍でした。
今後も、グラススキーでのオフトレがグラススキーでの活躍はもちろん、アルペンスキーにも通じるように選手育成に注力したいと考えています

②世界チャンピオンたちがデモンストレーター
世界で活躍した選手たちと一般のグラススキーヤー、テクニカル志向のグラススキートレーナーたちをつなげるために、グラススキーのナショナルチームの選手たちにテクニカルトレーニングを積んで「2018グラススキーステップアップ」という映像コンテンツをつくりました。
また、「全日本グラススキー技術選手権」に出場し上位になった選手たちは「デモンストレーター」となって世界で通用した滑走技術を誰にでも伝えられるように整えました。
「2018グラススキーステップアップ」は付録DVDにも収録されています。

③子供たちを世界に連れて行く
現在の選手たちの世界での活躍は、チルドレン時代の強化がベースになっています。コーチングも環境も一貫して隙間なく行なえるベースの環境作りにグラススキーは適しています。
現在もチルドレンの代表選手たちにヨーロッパに挑戦してもらい、世界での活躍を経験してもらうことで多くの勉強をしてもらうためのベース作りをしています。
15回の歴史がある「都留市ジャパンジュニアグラススキー大会」と「全日本選手権」の総合成績で代表選手を決め、世界への挑戦権利をつかみ取って、誰にでも平等にチャンスがある選考をしています。

新谷起世

しんたにゆきよ●1985年生まれ、徳島県美馬郡出身。アルペンスキー選手として岩岳3年連続2冠アルペンスキーグラススキーの二刀流コーチとして活躍中 全日本スキー技術選手権出場12回 決勝進出 2013FISグラススキー世界選手権優勝

世界チャンピオンがデモンストレーター

現役選手たちの世界のトップテクニックを直接習うことができるのがグラススキーの魅力

新谷CEOのレッスンには多くの愛好者が集まり夏場も技術の研さんに努める

強い選手たちを率いて新谷プレーイングCEOの活動は続く

多くのメダル獲得によりネイションズカップ国別対抗戦も優勝した日本チーム 今季の世界選手権ではさらなる期待がかかる

子供たちを世界に連れて行く

FISチルドレンカップ優勝の成田善光選手。今季2連覇を目指す

国内年代別トップ選手の細田光希選手

2019第一次ナショナルチームメンバー

  • シニア
    前田知沙樹
  • シニア
    新谷起世
  • シニア
    斎木達彦
  • ジュニア
    田村みのり
  • ジュニア
    前田茉里乃
  • ジュニア
    荒井元気
  • ジュニア
    河野太郎
  • チルドレン
    小林美桜
  • チルドレン
    成田美光
  • チルドレン
    細田光希
  • チルドレン
    櫻井エレナ

文:全日本グラススキー連盟 専務理事 新谷起世