冬季は広大なゲレンデを縦横無尽に滑りつくせるかぐらスキー場。夏季にオープンするサマーゲレンデも規模が大きく、コース長は国内最大規模を誇る1‌1‌0‌0㍍。最大幅は50㍍に及び、大きな弧のロングターンも思いのまま描くことができる。使われているスノーマットは硬い素材で雪上に近いエッジングができる「PIS LAB（ピスラボ）」だ。

長いコースを生かしてゲレンデ各所にコブやウエーブが設置され、コブの入門にぴったりの「コブ次郎」や本格仕様の「コブ太郎」など、レベルに応じてコブ練習に励める。ブラシポールを張ったポールのトレーニングバーンまであり、あらゆる滑りに対応可能だ。コブの名手・粟野利信が校長を務めるかぐらサマースキースクールでは、ベーシック＆コブレッスンを開催。9月や10月にはコブやテクニカルの大会を実施し、練習の成果を発揮できる。

小学生以下はロープウェー・リフトが無料なうえ、子供用のプールやストライダー、高原ブランコなどのレジャー施設も豊富だ。観光客向けのロープウェー・リフト往復券と食事がセットになった「観光ランチパック」も用意されている。レストラン＆カフェ「スノーマン」では夏向けメニューを取りそろえ、木陰の専用ステージでバーベキュー（予約制）も楽しめる。夏でも涼しい高原で、滑りも遊びもおいしい食事も存分に満喫できるのだ。