ウイングヒルズ白鳥リゾートのサマーゲレンデは、6月初旬から営業開始。オープンが早いうえ、10月中旬まで営業し、スノーシーズン開幕直前までトレーニングに打ち込める。加えてコースは最長1‌0‌0‌0㍍、最大幅30㍍。ギネス記録にも認定されたロング&ワイドコースで本腰を入れてじっくり滑り込めるのだ。コースに敷き詰められた「PIS LAB（ピスラボ）」のマットはブラシの密度が高く、毛足も長い。硬めのマットは、雪上のコースに限りなく近いフィーリングだ。エッジもよくかみ、大回りなどダイナミックな滑りも自在に楽しめる。

モーグル好きも多いことから、夏季もウエーブやコブ斜面を設置。適度なピッチに並んだコブは、まんべんなく放水して滑走性を高め、リズムよく越えていける。4人乗りの高速クワッドリフトが運行され、長いコースを効率的に何度も滑れるトレーニングに理想的な環境といえるだろう。

さらに今季からゲレンデ下部に初心者コースもオープンした。ムービングベルトを使って緩やかな斜面で練習でき、ビギナーでも安心して楽しめる。

夏季営業中のほぼ毎日、ナショナルデモンストレーターの石水克友と、石水愛によるピスラボスキーレッスンを開催。また、ナショナルデモンストレーター・金子あゆみが岐阜県に拠点を移したことで、ウイングヒルズでレッスンを行なう機会も増えている。ほかにも、週末に数多くの有名スキーヤーがデモキャンプを実施している。

センターハウス周辺にはバーベキューエリアもある。飛騨牛などが味わえるバーベキューセットも用意され、滑りとアウトドアをまるごと楽しめるのが魅力的だ。夏季はセンターハウス近くに車を駐車できるため、リフト乗車がスムーズなうえ、荷物の持ち運びも簡単だ。

ゲレンデから少し離れた第2駐車場には、個室露天風呂付きの天然温泉「満天の湯」を完備。キャンプサイトもあり、今季から有名メーカーのテントで優雅に過ごせるプレミアムサイトが新たに登場した。直営ホテルも2つあり、好みに応じてさまざまなスタイルで滞在できる。夏のウイングヒルズは、スキーにとどまらず、多種多様な楽しみを体験できるのだ。