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開放的な屋外で身体を動かそう
丸沼高原サマーゲレンデガイド

滑りもレジャーもたっぷり満喫!
丸沼高原サマーゲレンデガイド

カラリと晴れた空のもと、開放的なサマーゲレンデで汗を流し、爽やかな夏を満喫しよう。
ついでに名物も味わって、レジャーも楽しめば充実の休日を送れるはずだ!


日光白根山の麓、標高1500㍍に広がる丸沼高原は、夏も涼しく避暑にうってつけのリゾート。夏季にはセンターステーション前のイエローコースにサマーゲレンデがオープンし、7月中旬から10月中旬までたっぷり滑りを楽しめる。

全長400㍍、最大斜度15度のコースは絶えず散水が行なわれ、敷き詰められたプラスノーのメンテナンスも行き届いている。雪上に近い滑走感が味わえるので、夏のトレーニングにもってこいの環境だ。コース横にはコブ斜面も設置されており、バリエーションに富んだ滑りを満喫できる。リフト1日券や3時間券のほか、リフト券とレンタルがセットになった2時間体験チケットもあり、ビギナーだって気軽にサマーゲレンデへのトライが可能だ。

駐車場からセンターステーションを抜ければ、すぐコースインできる

コブ斜面のオフトレにも最適

常設スクールはないが、シーズン中は有名スキーヤーによるレッスンキャンプが頻繁に開催されている。詳細情報はスキー場ホームページをチェックしよう。

夏の丸沼高原では、滑ること以外のレジャーも豊富。人気のアトラクションは、リフトを利用してコースを滑り降りるサマーリュージュや、ジップラインも体験できるツリーアドベンチャーだ。電動アシスト付きスポーツ自転車「E-BIKE」のレンタルも登場し、近くの湖畔まで足を延ばすなど、高原をまるごと満喫できる。

また、日光白根山ロープウェイで山頂に向かえば、標高2000㍍から絶景が見渡せる「天空テラス」や「天空カフェ」でのんびりできる。山頂には史跡をめぐる自然散策コースも整備され、シラビソの森を周遊するのも爽やかだ。スキー場中腹にはオートキャンプ場もあり、デイキャンプでも泊りでも利用が可能。広大なゲレンデで過ごすキャンプは開放的で心が晴れ晴れとする。

レジャー満載の丸沼高原は、滑る人はもちろん、滑らない人でも一緒に訪れ、レジャーを楽しめるのが魅力だろう。関東圏からアクセスしやすく、都内からなら関越道を利用して約2時間30分の距離。日帰りでも極上の高原リゾートを満喫できるのだ。

夏の丸沼高原を楽しむ
3つのポイント

Point1
日光白根ロープウェイで高原を満喫

ロープウェイで山頂に向かいながら丸沼や山の景色を楽しむ空中散歩も楽しい体験。標高2000㍍の山頂には、関東以北最高峰を誇る日光白根山が間近に見える。遠くの山々まで一望できる絶景とともに、「天空テラス」や「天空カフェ」で時間を忘れてくつろごう。

自然の景観に溶け込むウッドデッキのテラス

山麓とは違ったダイナミックな景色は圧巻

テラスには休憩できるベンチもある

Point2
夏のアクティビティが盛りだくさん

ハンドルで操作しながらコースを一気に駆け降りるサマーリュージュは最高速度が時速40㎞になるという。そのスリリングさがたまらない。ツリーアドベンチャーは木の高い位置に張りめぐらせた足場をめぐるというもの。難易度別のジップラインにもトライできる。

ジップラインは高さや長さの異なる3コースがある

木の上は普段とは目線が違って新鮮

サマーリュージュは仲間や家族でワイワイと

Point3
グルメや温泉、キャンプも楽しい

山麓の「高原の駅 丸沼」では、旬の野菜や地元食材を取り入れたランチメニューを味わえる。そして、スキーやレジャーを楽しみ尽くしたら、センターステーション内の「座禅温泉」でリフレッシュ。キャンプ場を利用して泊りで高原を満喫していくのもおすすめだ。

キャンプ場はフリーサイトや電源付きサイトが利用できる

温泉でさっぱりしてから帰れるのがありがたい

レストランでは冷たいそばなど、夏にぴったりのメニューを用意

DATA

  • 営業期間:7月11日~10月18日
  • 営業時間:8:15~16:30
  • 定休日:HP参照(8月は毎日営業)
  • リフト券料金(大人):1日券¥2,800、3時間券¥2,100、2時間体験(レンタル付き)¥3,500
  • コースサイズ:最大幅約40メートル/コース長400メートル
  • コース本数:1本
  • 滑走バーンの種類:プラスノー

群馬県利根郡片品村東小川4658-58

TEL:0278-58-2211

HP:https://www.marunuma.jp/

写:黒崎雅久 / 文:栗山ちほ / モデル:野々山颯絵