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超涼しい高原でスキー&レジャー 丸沼高原サマーゲレンデ

暑い夏でも爽やかで、自然に癒やされながら滑れるのがサマーゲレンデのいいところ。
この時期ならではのアクティビティも体験できるので、スキーとともに遊びも満喫可能だ。

第59回全日本スキー技術選手権大会で4位の川端佑沙
2020年から技術選に出場し、活躍を期待される野々山颯絵

夏の丸沼高原はセンターステーション前の「イエローコース」にプラスノーを敷き詰め、全長400㍍のサマーゲレンデをみっちり滑れる環境に。散水されたコースを雪に近い感覚で滑走でき、コース横にはコブ斜面もあるので、幅広いトレーニングが可能だ。常設スクールはないが、シーズン中は有名スキーヤーがキャンプを開催。ウエブサイト内に詳細情報が紹介されているのでチェックしてみよう。

エッジの喰いつきがいいプラスノーは絶えず散水されていて滑走性もいい

丸沼高原の夏は 滑るだけじゃ終わらない!

高原レジャーを “遊びつくそう”

センターステーションには日帰り温泉施設があり、滑走後のリフレッシュにぴったり。今年夏から「レストランプラトー」がランチ営業をスタートし、より便利に過ごせるようになった。

 また、夏の高原はサマーリュージュやツリーアドベンチャー、電動アシスト付きスポーツ自転車「E–BIKE」のレンタルなど、多種多様なアクティビティを楽しめる。日光白根山ロープウェイで標高2000㍍の山頂まで上がれば、尾瀬の山々を見渡せる「天空テラス」や足湯、カフェ、高山植物の咲くロックガーデンなど自然と触れ合う体験も。サマーゲレンデだけではなく、さまざまな夏のレジャーを味わえるので充実感が高い。

 丸沼高原は都内から車で2時間30分ほどの距離にある日帰り圏内のリゾート。夏季はゲレンデ中腹でオートキャンプを楽しめる「丸沼高原キャンピングバレイ」も営業しているので、ここに泊まって、滑りとレジャーの両方をたっぷり満喫するのもおすすめだ。

木の上に設置されたロープや吊り橋を攻略しながら進む「ツリーアドベンチャー」。“ジャングルジムより安全に、アスレチックよりエキサイティング"がウリだ
難易度別の3コースがあるので子どもやビギナーでも安心。ジップラインも楽しめる
キャンプ場は日帰り利用も泊まりも可能
コースを下るサマーリュージュはかなりのスピード感だ

避暑を味わえるロープウェイ山頂

関東以北最高峰の日光白根山がすぐ側に迫るロープウェイ山頂
ウッドデッキから絶景を見渡せる「天空テラス」
併設の足湯でくつろげる
小腹がすいたらテラスの側にある「天空カフェ」で休憩を

施設充実のセンターステーション

マイスキーを使いたくない人はレンタルコーナーへ。サマーゲレンデ専用スキーも借りられる
レストランや温泉、売店など必要な施設が集まるセンターステーション
滑走&遊びのあとは座禅温泉で疲れを癒やしていこう

丸沼高原サマーゲレンデ

群馬県利根郡片品村東小川4658-58

☎︎0278-58-2211

https://www.marunuma.jp/

DATA

  • 営業期間:7月2日〜10月16日
  • 営業時間:8:15〜16:30
  • 定休日:Webサイト参照(8月は毎日営業)
  • リフト券料金(大人):1日券¥3,000、3時間券¥2,500、2時間体験(レンタル付き)¥4,000
  • コースサイズ:最大幅約40メートル/コース長400メートル
  • コース本数:1本
  • 滑走バーンの種類:プラスノー

写真:黒崎雅久、渡辺智宏 / 文:栗山ちほ / モデル:川端佑沙、野々山颯絵