大会3日目は、予選を通過した男子120位、女子60位までの選手だけが出場できる決勝。「大回り」「小回り」「フリー(マテリアル規制)」「小回り 不整地」の4種目が行なわれ、翌日のスーパーファイナルへの進出者が決定した。
男子は、予選を総合1位で通過した奥村駿(京都府)が、小回りとフリーで種目1位をマークするなど昨日に続き強さを発揮。
しかし、予選を総合2位で通過した武田竜(北海道)が意地を見せ、小回りと、小回り不整地で奥村に合計10点差をつけて逆転。総合4連覇がかかる武田が再びこの順位でスーパーファイナルを迎えることとなった。
総合3位は、技術選初出場ながらトップ争いに名を連ねている川上勇貴(群馬県)。「この位置にいることに少し驚き」とコメントしていた川上だったが、大回りで堂々の種目1位をマークするなど、日を追うごとに強さが増している印象だ。
女子は総合力の高さが伺える戦いぶりを展開する、春原優衣(長野県)が予選に続き総合1位をキープ。2位につけた渡邊渚(新潟県)は予選総合8位からのジャンプアップ。3位は神谷来美(北海道)となっているが、点差が近いため誰にでも逆転のチャンスがある。
第60回大会も残すところ、あと1日。最終日には4種目が行なわれ、いよいよ決着がつく。60回という節目の大会を制するチャンピオンは誰になるのか。明日の速報レポートもお楽しみに!
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